デパチカドットコム

写真を拡大

北海道超熟マンゴーフロマージュ（ミセスニューヨーク）

　横浜高島屋の8階・催会場で4月11日（水）、北海道グルメを集めた「北の味便り　大北海道展」が始まった。

【画像】2週目のイートインで提供する「ニセコラーメンマウント」看板メニュー

　開催は9回目。会期を1週目（初日〜4月17日）と2週目（同18日〜23日）に分け、一部店舗を入れ替えながら約120店舗が出展。会場には、イートインに初登場する「はこだて　鮨金総本店」が提供する握りや海鮮ちらしをはじめ、海の幸を盛り込んだオリジナル限定弁当、道産食材を使ったボリューム弁当、実演で人気のカレーパン、ロングセラーの北海道スイーツなどが続々登場する。

　「毎回ロングランの開催で、お客さまの期待度が年々高くなるのを感じており、企画にも手が抜けない」と同店広報担当の桑原俊尚さん。「今回は、まだまだ知られていないご当地グルメと、頑張る女性を応援する『道産娘グルメ』を特集。中でも別海町の新グルメやニセコで話題のラーメン、北海道らしいチーズを使ったスイーツはおすすめ」と話す。「さまざまな趣向を凝らしているので、会場で旬の北海道グルメを大いに味わっていただきたい」とも。

　道内各地の「知られざるご当地グルメ」も登場。中でも注目は、1週目に登場する、牛乳生産日本一という別海町の「別海町観光開発公社」が手掛ける「別海ジャンボホタテバーガー」。野付産の大ぶり帆立をそのまま春巻きにし、道産小麦のバンズで包んだ新ご当地バーガーだ。会場のミニイートインでは、別海の牛乳と一緒に食べる現地のスタイルを提案し、「別海牛乳セット」（840円）を提供する。バーガー単品のテークアウト（735円）も可能。

　同じく1週目に登場する「釧路ラーメン 河村」は、肉厚でジューシーな仙鳳趾産カキをフライにし、しょうゆラーメンにトッピングした横浜高島屋オリジナル「釧路かき入り醤油ラーメン」（1,260円、各日限定100点）を提供する。実演販売では1週目に登場する、「旭川グランドホテル」の「旭川しょうゆ焼きそば」（945円）や、「カウベルハウス」の横浜高島屋オリジナル「豚丼トマト風味」（1,260円）も見逃せない。

　2週目では、ニセコで人気ラーメン店「ニセコラーメン マウント」が登場。豚骨と鶏がらベースのコクのあるみそスープに、羊蹄山麓の男爵イモをムース状に仕立てたビシソワーズを合わせ、中太麺に絡めて食べる「ニセコラーメン」（951円）を提供する。さらに、釧路駅の名物弁当も登場。「引田屋」の、イワシの上にのせた酢漬けのスライス大根が「ほっかぶり」状態に見えることから名付けられた「ほっかぶり弁当」（990円）を実演販売する。

　今展の見どころの一つ、地元北海道で活躍する女性に焦点を当てた「道産娘グルメ」では、「ママが子どもに食べさせたいおやつ」をテーマに、道産素材にこだわった安心安全なおやつを展開する「鶴賀スイーツHAPO」が1週目に初登場。スイーツには、素材の持つ栄養成分や組織の破壊を極力抑えた新加工技術「ネピュレ」で誕生した、北海道の野菜や果物そのままのピューレを使うという。販売するのは、カボチャとホウレンソウを配合し、しっとりふんわり焼き上げた「ハポシフォン　カボチャ×ホウレンソウ」（1,260円）や、トウモロコシやにんじん、カボチャ、ホウレンソウを使った野菜カステラ「北の農業物語」（1,201円）。

　ほかにも初登場の「道産娘グルメ」には、野菜ソムリエの資格を生かして道産の野菜やワインを使ったギフトにも好適な創作ジャムを展開する「畑の魔女」が1週目に、北海道知事認定の漬物名人が手掛ける漬物専門店「おつけもの食堂」は会期中、それぞれ出展する。

　酪農王国でもある北海道の、男女問わず幅広い年代に人気のチーズスイーツにも注目。1週目には老舗洋食店「五島軒」が登場し、マスカルポーネチーズを使った濃厚な「ベルギーチョコレートティラミス」「ストロベリーティラミス」（各1,470円）を販売する。札幌のケーキショップ「ミセスニューヨーク」は、樹上で完熟させた糖度の高い北海道産「神内マンゴー」をたっぷり使った「北海道超熟マンゴーフロマージュ」（2,100円）を、「小樽洋菓子館ルタオ」は人気商品に抹茶を加えた「抹茶ドゥーブル」（1,680円）を、それぞれ会期中販売。

　会期は今月23日（月）まで（17日と最終日は18時閉場）。

1週目に初登場する「鶴賀スイーツHAPO」の道産野菜を使ったスイーツ各種（関連画像）横浜高島屋