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トーキョーチョコレート店頭

　伊勢丹新宿店の本館地下1階「カフェ エ シュクレ」に1月31日（火）、チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」東京会場で出店し好評を得たメリーチョコレートカムパニーが手掛けるブランド「トーキョーチョコレート」が初の常設店をオープンした。出店場所は「デメル」「ゴディバ」と隣り合う一角。

　「最新と伝統が共存する国際都市『トーキョー』」を表現したチョコレートで、2009年10月「サロン・デュ・ショコラ パリ」に登場した同ブランド。2010年には「世界の優れたチョコレート専門店」20社に選ばれ話題を集めた。

　これまでパリ本会場と日本のバレンタイン催事のみでの展開だったため、販売期間終了前に商品が完売してしまうこともあったという。初の常設店には、バレンタインシーズンも手伝い、「出店を待ち望んでいた」という多くの来店客がオープン初日から詰めかけた。

　中でも好評だったのが、川の水面（みなも）に映る「トーキョー」の一日の空の移ろいを、フルーツと酒を使ってガナッシュとパート・ド・フリュイの2層で表現した「みなも」。昨年10月、パリ本会場で「サロン・デュ・ショコラ」公式チョコレートガイドで「4つ星」（4タブレット）を獲得したことが評判を呼び、店頭では「指名買い」する購入客も多いという。中には「1箱1個入りタイプの商品を50箱購入されたお客さまも」とメリーチョコレートカムパニー広報宣伝担当の川名梨津子さん。

　店頭では、5アイテムを展開。話題の「日本の伝統色を意識」した繊細な仕上がりの主力商品「みなも」は、「朝焼けのみなも（りんご＆カルバドス）」「青空のみなも（柚子＆日本酒）」「木漏れ日のみなも（ぶどう＆ワイン）」「夕焼けのみなも（紫蘇＆梅酒）」の4種類に、「朝霧のみなも（パイナップル＆トリプルセック）」「黄昏のみなも（杏＆アプリコットリキュール）」「夜空のみなも（チェリー＆キリッシュ）」の新作3種類を加え、全7種類を展開する。価格は各1個368円。店頭では有料箱も用意し、1個入りは白箱（「朝霧」のみ赤箱）で、価格は商品含め525円。7個入りは赤箱で全色が入り、価格は2,940円。

　イルミネーションが光る上空で輝く星の色を、伝統的な和の模様からヒントを得てデザインした「ほしいろ」は素材の味わいを生かしたチョコレート。シャンパンやユズ、ラズベリー、抹茶の4種類を展開し、価格は1個263円。

　「トーキョー」の街で出会う、ポップでキュートなモチーフやデザインをチョコレートに描いた「まちいろ」は、酒類をきかせたガナッシュのチョコレート。ラムやブランデー、日本酒、グランマニエの4種類を展開し、価格は各1個263円。

　米粉とくず粉を使って焼き上げた「トーキョークラシック」は、しっとりとした食感と程よい甘さ、やさしい風合いが特徴で、パリ本会場でも話題を集めたという。プレーン、ユズ、抹茶の3種類を展開し、価格は各5個入り1,050円。

　さまざまなキーワードが集まった「トーキョー」を万華鏡のように楽しく表現した「トーキョーチョコレートミックス」には、ナッツやフルーツのチョコレート、チョコレートがけのクッキーなど多彩なチョコレートを詰め合わせた。価格は、125グラム入り＝1,050円、260グラム入り＝2,100円、390グラム入り＝3,150円の3タイプ。

　「ほしいろ」と「まちいろ」は今後、季節によって取り扱いが異なる予定。

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