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プランタン銀座がバレンタイン意識調査−予算変わらず、絆消費の傾向続く
(2012年01月14日)
プランタン銀座はバレンタインシーズンに向け、同店メールマガジン女性会員を対象としたオンラインアンケート「バレンタインデーに関する女性の意識調査」を今年も実施し、調査結果を発表した。
調査期間は昨年12月20日〜24日。有効回答数は398人。年齢は21歳〜64歳で、平均年齢は36.5歳。独身は57%、既婚は43%。
昨年行ったクリスマスアンケートでは景気低迷による節約や震災による買い控えが影響し、ギフトの価格面などで抑制傾向が見られたが、バレンタインに関してはこうした意識は低く、「一年に一度のチョコレート選びに対して積極的に取り組む姿勢が見られた」としている。
予算面では、「本命」=3,081円(昨年比+71円)、「義理」=1,130円(同+49年)、「自分」=2,875円(同−76円)と、ほぼ前年並みという結果に。ただし、本命チョコに添えるプレゼントの予算は1,000円近くダウンし7,416円に。同店では、「バレンタインはチョコレートに予算を集中させているようだ」と見ている。
「一番大切なチョコ」は5年連続で「本命チョコ」が1位に。「バレンタインデーがどんな日か?」の問いにも71%が「恋人やパートナーに愛情や感情を伝える日」と回答し、「バレンタインデーが『恋人やパートナーへの気持ちをチョコに込めて贈るイベント』であることに変わりない」ととらえている。
「チョコレートに添えるプレゼント」では、1位の「ファッション雑貨」に次いで、今年は「メッセージカード」が2位に入った。これらのことから、「今年は自分の気持ちをしっかり言葉で伝えることを、例年以上に大切に考えているのでは」と推察。「本命チョコ」を渡すタイミングについては、バレンタインデーの「2月14日当日」が52%。次いで「2人の都合の良い日」が19%、「2月14日から週末にかけて」が16%という結果だった。
「義理チョコを用意する」と回答した人は昨年より増え70%に。「贈る相手」では、1位=「男性上司」、2位=「父親」、3位=「男性同僚」と昨年と変わらないが、「そのほか仕事関係の男性」が4位に浮上し、「仕事でのお付き合いがある男性への義理チョコが増えるのでは」と予想。かける予算も昨年よりアップしていることも含め、「震災を経て日常生活の中で、家族や職場の上司・同僚など、いろいろな人と関わっている自分の存在を実感し、今年は『周りにいる大切な人たちへ義理チョコを贈りたい』との決意が見て取れる」と考察する。一方、「義理チョコ」に代わる言葉では、「感謝」「ありがとう」「サンキュー」が全体の半数を占め、「絆」も5位にランクインした。
バレンタインチョコレートを贈るのは「手渡し」だけでなく、10人に1人が「配送」と回答。その相手の1位は「父親」で、「日頃面と向かって話す機会が少ない父親に、チョコレートでさりげなく感謝の気持ちを伝えたいという娘の気持ちが表れている」としている。
チョコ選びのポイントでは、「おいしい」「相手の好みに合う」「気持ちが伝わる」がランクインしていることから、「価格やデザインだけでなく、相手に好適であることも見極めなければならないという、チョコ選びの複雑さが透けて見える」とし、「バレンタインチョコレートにも、人と人のつながりを大切にしたいという意識が映し出されている。震災に端を発する、人とのつながりを基調にした絆消費の傾向は2012年も続きそうだ」とまとめる。
同店では1月17日(火)より、「Bonheurs de Chocolat(ボヌール・ドゥ・ショコラ)〜しあわせショコラ〜」をテーマにバレンタインフェアを開始する。
プランタン銀座
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