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揚げかまぼこ「金目鯛のあげたい」（小田原鈴廣）を使って「ドンク」が魚型のパンに仕上げた「金目鯛のあげたいパン」

　ロビンソン小田原店は11月3日（水・祝）より、「小田原かまぼこパン」を1階特設コーナー「ODA-PAN Factory」で期間限定販売する。

　「小田原かまぼこパン」は、「ぷちかま」「焼きちくわ」「シーセージ」などの「小田原鈴廣」オリジナルの水産練り製品を、ベーカリーブランド「ドンク」がパンの具材に使った総菜パンやサンドイッチの新商品シリーズ。「『地産地消』『小田原名物』など地域に根ざした取り組みとして『小田原プロジェクト』を構想。「何か新しい名物を（食品に限らず）ロビンソン『発』として打ち出したいと考えていた」と同店販売促進担当の高木良郎さん。

　同店がアプローチしたのは、「小田原名産＝かまぼこ」から創業145年の老舗「小田原鈴廣」と、日本で初めて本格的なフランスパンの製造・販売する老舗「ドンク」。共に1階食品売り場に店舗を出店していることもあり、初のコラボレーション企画が実現。「小田原のおいしいを作ろうプロジェクト」の第1弾として、小田原名物パン「小田原かまぼこパン」シリーズが誕生した。

　商品は、総菜パンとやサンドイッチの全8種類。総菜パンは、揚げかまぼこ「金目鯛のあげたい」をパン生地で魚型に包み焼き上げた「金目鯛のあげたいパン」（1個315円）をはじめ、「ぷちかま」をゴーダチーズと一緒に包み焼き上げた「ぷちかまゴーダチーズ」（1個189円）、「シーセージハーブ」を包んだクロワッサンに香草を混ぜたパン粉を振りかけ焼き上げた「シーセージハーブの香草パン粉焼き」（210円）など6種類。

　サンドイッチは、ソフトタイプのセサミパンにトマトなどの野菜と「白蒲鉾」、カントリーロースト、ブリーチーズを挟み、わさび漬け風味のマヨネーズで味付けした「蒲鉾とロースハム、ブリーチーズのサンドウィッチ」（525円）など2種類。

　「そのままでもおいしい『小田原鈴廣』の水産練り製品を新しい総菜パンに仕上げるのはチャレンジ。パンのワールドカップへの出場経験を持つパン職人の佐藤広樹が担当した今回のレシピ開発では、製品の味を生かすためシンプルなレシピ構成ながら、相性のいい味付けや素材を探し試行錯誤を繰り返した」とドンクの開発担当者。中でもサンドイッチについては「かまぼこのおいしさを生かすためスライスする厚さにミリ単位でこだわった」（ドンク開発担当者）という。

　高木さんは「食感だけでなく、ちくわ×クルミ、枝豆×ネギ風味のちくわ、クロワッサン生地×シーセージチリ、フランス風サンドイッチ×わさび漬け風味のマヨネーズといった素材同士の組み合わせも意外性がある。この味わいを一人でも多くのお客さまに味わっていただきたい」と締めくくった。

　「ODA-PAN Factory」での販売期間は同9日（火）までだが、同フロアの「ドンク」では30日（火）まで販売する予定。

「小田原かまぼこパン」シリーズで展開する、「白蒲鉾」（小田原鈴廣）をフランス風サンドイッチに仕立てた「蒲鉾とロースハム、ブリーチーズのサンドウィッチ」（関連画像）ロビンソン小田原店小田原鈴廣ドンク