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全12種類の味わいがそろう、とろける食感の新感覚ドーナツ「生どーなつ」

　そごう横浜店の地下2階大食品館「エブリデイ」に10月1日（金）、和洋菓子店「旬感（しゅんかん）」がオープンした。出店場所は洋菓子コーナー一角のパティオ近くで、「ラ・マーレ・ド・チャヤ」の隣。売り場面積は約17平方メートル。

　同店は、「和の趣・設え（＝デザイン性）・素材を生かしたオリジナル洋菓子を提供する」をコンセプトに、伝統的な和菓子に現代をアレンジした「和心想菓」の創作菓子を展開する、県内初の和洋菓子ブランド。手がけるのはスイートガーデン。現在はそごう横浜店のほか、福岡三越にも出店する。

　木目を基調に落ち着いた雰囲気の店舗で販売するのは、半生にこだわった菓子。「今話題の半熟系スイーツの出店を計画し、総合的にそごう横浜店の客層に合うと判断した」と出店の経緯について話すのは、そごう横浜店食品部の藤井雅祥部長。

　商品は、洋菓子では、スポンジにフルーツやゼリー、旬の素材などが入ったプリンをのせた、とろける食感が特徴の12種類の新感覚ドーナツ「生どーなつ」（各1個263円）をはじめ、北海道産純生クリームと沖縄産「青い海の塩」を使ったプレーンとラズベリー2種類の味わいの「生マドレーヌ」（各1個131円）、ポルトガルの伝統菓子「パン・デ・ロー」をベースに三温糖を使ってトロッとやわらかい食感に仕上げた「半熟カステラ」（1個1,260円）、半分がチョコレートという4種類の新感覚クッキー「とろけるクッキー」（各8枚入り＝525円）を販売。国産小麦粉のみを使って独自の方法で熟成させた3種類のこだわりパウンドケーキ「旬感パウンド」（1個945円〜）も販売する。

　和菓子では、「窯から出したて、できたての呼吸しているよう」にやわらかく仕立て、あんの代わりにカスタードを入れた「呼吸まんじゅう」（1個105円）のほか、黒糖仕立てのまんじゅうをカリッと、サクッと揚げた「焦がし黒糖 かりんとまんじゅう」（1個105円）、炊いた小豆を包んだ豆大福を香ばしく焼き上げた4種類の「焦がし大福」（6個入り＝630円）を販売。

　同店では、そごう横浜店限定商品として、北海道羊蹄山（通称、蝦夷富士）のふもとで栽培した有機栽培のニンジンを使った自然の甘さが特徴の「キャロットロール」（1個1,260円、毎日限定10点）を販売する。

　今後について、スイートガーデン・マーケティング本部の中村正樹課長は「まだオープンしたばかりだが、多くのお客さまに関心を持っていただき好調なスタートが切れた」といい、「原材料にもこだわり、リーズナブルに商品を提供できるよう企画に力を入れていきたい。感性の高い横浜のお客さまに趣向を凝らしたオリジナル菓子で驚きや旬を展開していきたい」と意気込む。

地下2階大食品館「エブリデイ」洋菓子コーナーにオープンし好調の、半生スイーツブランド「旬感」店頭（関連画像）そごう横浜店スイートガーデン