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そごう西神店−明石銘菓「たこせん」の「永楽堂」、百貨店初出店
(2010年10月23日)
そごう西神店の1階食品館「エブリデイ」に10月5日(火)、明石銘菓「たこせん」でなじみ深い「永楽堂」がオープンした。
同店は、1897(明治30)年に創業した菓子店。伝統の技術を受け継ぎながらも新しい味を追求し、明石にこだわったユニークな菓子を製造・販売する地元の人気店。西明石の本店をはじめ、神戸周辺に全13店舗を構える。百貨店への出店は今回が初めて。
出店したのは和菓子売り場一角で、「源吉兆庵」の隣。黒を基調としたシンプルな売り場に、明石の海や波をイメージしたうす青紫色が目を引くパッケージが並ぶ。売り場面積は約18平方メートル。
「明石銘菓」として知名度が高かったこともあり、オープン後の出足は好調。幅広い層が足を運び、特に看板商品の「たこせん」は詰め合わせを購入する来店客も多く、当初の売り上げ目標を大きく上回っているという。
これまでは看板商品「たこせん」のみを1階「諸国銘菓」コーナーで展開し、帰省や旅行土産常として人気が高かったものの、「『たこせん』以外の品ぞろえで不足感があったことや、デーリー需要として地域の味を求める声、購入しやすい価格設定と商品展開の独自性が決め手となり出店に至った」と話す、そごう西神店食品課の英大地係長。菓子売り場に店舗を構えることで「地元『西神戸・東播』を代表する菓子店としてさらなる需要が見込めるだけでなく、『百貨店初』という点も他店との差別化が図れる」と意気込む。
店頭で販売するのは、細切れにしたタコを生地に練り込んだ薄焼きせんべいで、特製のタレで甘辛く味付けした看板商品「たこせん」(2枚入り×2袋=111円)や、同じ薄焼きせんべいにこだわりの明石のり1畳を付けた「のりぺったん」(2枚入り×3袋=451円)。どちらも明石海峡でとれたタコを使っているという。
ワカメを練り込み、サクサクとした歯触りとほんのり塩味が特長の「明石わかめせんべい」(2枚入り×2袋=95円)を販売するほか、タマネギとめんたいこを組み合わせた「めん玉たこせん」(2枚入り×2袋=111円)、もっちりしたカステラ生地に大粒の国産黒大豆と特製白あんが入った「御多幸祈願まんじゅう(たこまんじゅう)」(1個138円)も販売。黒糖風味のたこカステラやショウガのせんべい、8種類の味が楽しめる「たこ御膳」など約15〜20種類の商品を展開する。
「今後も地元や地産地消にこだわり、神戸・明石発のおいしく楽しい菓子を開発したい」と意欲を示す英さん。年末年始のギフト、帰省マーケット向けに提案を強化していくという。
1階食品館「エブリデイ」に百貨店初登場した「永楽堂」店頭(関連画像)そごう西神店永楽堂
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