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リヨン「レストラン・ル・ベック」オーナーシェフ、ニコラ・ル・ベックさんの前菜・メーン・デザートのコースメニュー

　日本橋三越本店は10月6日（水）より、恒例の人気催事「フランスフェア」を本館7階催物会場と本館地下1階と新館地下2階で開催する。

　今回のテーマは「私らしく楽しむ、秋の大人旅」。パリやリヨン、ニースに焦点を当て、日本初登場の味や話題のフード・スイーツなどを展開。会場ではボルドー地方のグランクリュックラッセも登場する。

　目玉企画は、フランスで注目を浴びるシェフ2人によるイートイン。フランスでは今「ネオ・ビストロ」が注目されていることから今回、リヨンの2つ星レストラン「レストラン・ル・ベック」のオーナーシェフ、ニコラ・ル・ベックさんと、ニースの1つ星レストラン「ケイスケ・マツシマ」のオーナーシェフ、松嶋啓介さんが、それぞれカジュアルなビストロスタイルで、本格的な味わいながらも軽やかな仕上がりのコースメニューを繰り広げる。ル・ベックシェフは「シェリービネガー風味の鶏モモ肉のブレゼ」をメーンにサーモンの前菜とパンナコッタのデザートのコースを、松嶋シェフは「鱸のブイヤベース仕立て」をメーンにニース風ミックスサラダとレモンのタルトのコースを、それぞれ提供。価格は、コーヒーまたは紅茶が付き2,940円。

　ほかにも、「とらやパリ店」が30周年を迎えたのを記念し、パリと喫茶限定で販売するスイーツや30周年限定スイーツをイートインで提供するほか、パリの高級食材専門店「エディアール」とバスク豚の生ハムが有名な「ピエール・オテイザ」がコラボし、生ハムを使ったガレットを提供する。

　毎回人気のコーナーの一つが「チーズ」。今回は、リヨンの老舗チーズ商ジャニエ社の4代目で、M.O.Fチーズ部門で初年度（2000年）受賞者4人のうちの1人、クリスティアン・ジャニエさんが手がけたチーズが登場する。フランスの代表的なチーズで、柔らかさに特徴をもたせた香りも味わいも高い白カビタイプの「ブリー・ド・モー A.O.P.極上」（100グラム＝1,260円）のほか、マイルドで食べやすいブルーチーズの代表で、出来たての時に青カビを混ぜ込んだ「フルム・ド・モンブリゾン」（100グラム＝1,134）、ミルクを生かした香り豊かなハードタイプの「ボーフォール シャレ・ド・アルパージュA.O.P.」（１００グラム＝1,932円）など、熟成士ジャニエさんならではのこだわり選び抜かれたチーズを販売。

　スイーツでは、日本初登場の「ユーゴ＆ヴィクトール」がノートブックに見立てたパッケージに、イチゴのピューレとシャンパンのボランジェ・ロジェを使ったドーム型ボンボンショコラ「ショコラ・フレーズ・ボランジェ・ロゼ」（12個入り＝4,725円）を販売するほか、銀座三越に日本1号店を構えたショコラティエ＆パティシエ、フランソワ・プラリュさんの、ブリオッシュ生地にピンクのプラリネを混ぜ込んで焼き上げた「プラリュリン」（小＝368円）やカカオ豆の10大名産地別板チョコセット「ピラミッド」（10枚入り＝5,460円）、「ルレ・デセール」会長のフレデリック・カッセルシェフが手がけるマカロンセット、「ドミニク・ドゥース」のカヌレなどを販売する。

　そのほか、ランド地方でフォアグラやコンフィ、テリーヌなどを作り続けているキャスタン社が登場。同店のために特別に作ったという、高級品のフォアグラを使った丸形のゼリー寄せ「アスピックカナールフォアグラ」（40グラム×2＝2,100円）や、ポークやチキンをベースにフォアグラを合わせたパテセット「グルメパテセット」（67グラム×4＝3,150円）などを販売する。

　ワインでは、1855年のパリ万博の時に指定されたボルドー・メドック地区のグランクリュの限定セットや、「ル・コンクール・ド・ヴァンダキテーヌ・ボルドー」で金賞を受賞した中から厳選したワイン、南仏のワイン、グラーヴのセロン地区でトップクラスの「グラン・アンクロ・シャトー・セロン」など多彩なワインが登場。

　会期は10月11日（月・祝）まで。

ニース「ケイスケ・マツシマ」オーナーシェフ、松嶋啓介さんのコースメニューのうちメーン＆デザートメニュー（関連画像）日本初登場「ユーゴ＆ヴィクトール」のボンボンショコラ「ショコラ・フレーズ・ボランジェ・ロゼ」（関連画像）日本橋三越本店