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「麻布かりんと」店頭では50種類以上を展開

　大丸東京店の1階スイーツフロアに9月1日（水）、かりんとう専門店「麻布かりんと」がオープンした。出店場所は、同フロア北入口から入る洋菓子売り場の一角で、売り場面積は約23平方メートル。

【画像】和風のモダンなデザインの小袋入りかりんとうを詰合せた、贈答用のオリジナル詰め合わせギフト

　麻布十番商店街に本店を構える同店は、和紙を使ったモダンなデザインのパッケージに入った、50種類以上の個性豊かなかりんとうを販売し話題を集めている。百貨店への出店は今回が2店舗目。

　黒糖を使ったかりんとうを連想させる、ダークブラウンを基調とした店頭では、本店同様の品ぞろえ。国内産黒糖を使った「麻布かりんと」（360円）やハチミツ、ゴマを使った定番をはじめ、野菜やレーズン、カレー、ごま塩、ユズ、きんぴらごう、梅ばち、渦巻きなど、味わいだけでなく形、大きさ、太さ、食感と個性豊かなかりんとう50種類以上を展開する。

　中でも注目は、大丸東京店限定商品の「マヨネーズかりんと」（400円）。生地にマヨネーズを練りこんで揚げ、マヨネーズの風味のほんのりピリ辛で軽い仕上がりが特徴。

　ほかにも、階下の厨房で「揚げたて」を販売する「こがし黒蜜かりんとまん」（1個90円）、お土産用に（日持ちする）6個入り＝630円、10個入り＝1,050円も注目。見た目はかりんとうだが、食べるとまんじゅうのような食感の同品は、丁寧に焦がした黒みつを生地に練りんだ皮でこしあんを包んだもの。焦がし黒みつの濃厚なコクと香ばしい香り、米油で揚げたカラっとした味わいで、カリッとフワッとした食感が特徴。

　かりんとうは1袋ずつの販売も行うが、贈答用を想定して5袋、7袋、10袋が化粧箱に入ったオリジナル詰め合わせギフト（2タイプ6種類）のほか、中身を好みで選べる3袋、5袋、7袋、10袋入りのギフト箱も用意する。

　大丸東京店は手土産需要が高く、利用客は商品を購入する時間が短いことから、ロールケーキやバウムクーヘン、カレーパンなどスイーツでもアイテムに特化した専門店を誘致・出店してきた。かりんとうは東京駅ターミナル周辺でも人気の高いアイテム。「東京土産として、何か新しいアイテムを売リ場に加えたかった」という広報の田中晶子さん。「昔からなじみのある懐かしい菓子に、味わいのバリエーションや美しいパッケージやなど付加価値がついた商品群は魅力的だった。豊富な種類から選ぶ楽しさもあり、小分けされているので持ち運びしやすく、大丸の客層にはぴったり」と期待を寄せる。

和風のモダンなデザインの小袋入りかりんとうを詰合せた、贈答用のオリジナル詰め合わせギフト（関連画像）大丸東京店麻布かりんと