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黒毛和種和牛の白老牛（ウエムラ牧場）をはじめ、黒米、野菜に山ワサビなど道産にこだわった「特製白老ウエムラ牧場和牛焼肉弁当」（京王プラザホテル札幌）

　9月1日（水）、京王百貨店新宿店の7階大催場で初秋の人気物産展「大北海道展」の開催が始まった。

　前回春の開催から会期を2週間に拡大した同展。秋の同展では初めて、会期を1週目（〜8日）、2週目（同9日〜14日）に分け、店舗数も前回より多く全88店舗が出展する。会場ではイートインやスイーツを充実させ、京王ならではの北海道の旬や話題の味を展開するほか、今回「味くらべ」と題し、話題の焼きそば、カレー、焼き鳥などの各地のご当地グルメを特集し、実演販売やイートインで提供する。

　1週目の見どころは、道北から道南まで全109駅存在するという北海道「道の駅」のうち、10駅を一堂に集めたコーナー。新冠（にいかっぷ）町の道の駅「サラブレッドロード新冠」では、しっとりしたスポンジ生地でティラミスクリームを巻き上げ、馬の刻印をした「サラブレッドロールケーキ」（長さ15センチ＝1,780円）と、自然卵を使ったトロリとした食感の「にいかっぷ 自然卵のとろ〜りプリン」（1個300円）を販売。中川町の道の駅「なかがわ」では道産牛肉を使ったステーキ弁当を実演販売するほか、牛肉入りまんじゅうやカマンベールチーズ、エビタコ入りギョーザ、そば焼酎なども登場する。

　京王プラザホテル札幌の丸山時能（ときよし）総料理長プロデュースによる、道産の食材を使ったホテルならではの味も1週目の見どころ。循環型農業をする「ウエムラ牧場」が育てた黒毛和種和牛の白老牛を使い、北海道深川産の黒米を使ったご飯と道産のエリンギ、シイタケ、ジャガイモ、北海道特有の山ワサビを添えた「特製白老ウエムラ牧場和牛焼肉弁当」（1折1,575円）や、道産のジャガイモとゆり根にホテルメードのベーコンを加え、道産の牛乳と生クリームたっぷりの「北海道産じゃがいもとゆり根のクリームグラタン」（1個588円）を道外で初めて実演販売する。エメンタールチーズとグリエールチーズを溶かし、道産の牛乳とマヨネーズを加えた「冷たいチーズフォンデュ ホテルブレッド添え」（1人前420円）も道外初の販売。

　2週目の見どころは、同展初登場の北海道スイーツ。帯広「ダンデライオン」が北海道産小麦を使った「とかち焼きドーナツ」（プレーン189円、ごま・あずき各210円）や、たっぷりの生クリームとイチゴを挟んだ「いちご＆クリームサンド」（315円）を、旭川「テディ・ロール」は北海道産チーズを使った「ふわふわドームチーズケーキ」（直径18センチ＝1,575円）を、それぞれ実演販売する。

　会期中行うご当地グルメの味比べでは、一定のルールに基づいて開発した統一ブランド料理「新・ご当地グルメ」が登場。1週目には、オホーツク北見の「オホーツク北見塩焼きそば」（980円）や、1串にモモやキンカン、レバー、砂肝、ハツ、玉ネギを差し焼き上げた「美唄焼き鳥 もつ串」（189円）を実演販売する。2週目には、富良野「なんまら」が手がける32種類のスパイスに富良野産玉ネギ、ニンジン、トマトを煮込んだカレーソースに卵をのせ、富良野産野菜を使ったコロッケとホワイトコーンを盛り付け、ふらの牛乳かキャロットジュースのいずれかを添えた京王特別企画品「ふらのオムカレー」（1人前1,000円）をイートインで提供。

　イートインでは、1週目に帯広の人気ラーメン店「らーめんみすゞ」が都内初出展。中太ちぢれ麺を使って大きな特製チャーシュー5枚をのせた「みすゞチャーシューメン」（しょうゆ、1人前1,100円）や、卵麺を使って特製ピリ辛だれを絡めた軟白ネギをポイントにした「こだわりみすゞ」（みそ、しょうゆ、塩、1人前各780円）を提供。2週目には函館「ラーメン屋本舗 ずん・どう」が出展し、カニのツメやホタテをのせた「海鮮五目塩らーめん」（1人前1,050円）を限定数で提供する。

　会期は同14日（火）まで（同8日と最終日は17時閉場）。

会期2週目にイートインで「なんまら」が提供する、京王特別企画品「ふらのオムカレー」（関連画像）京王百貨店新宿店