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初登場「玉出木村家」のパン各種（左から、ロールデニッシュ、ブッセパン、ベネティアーナ）

　小田急百貨店新宿店の本館11階で7月14日（水）より、大阪の美味を集めた「大阪ええもん・うまいもん市」が開催した。

　4回目となる同展には、実演販売も交え31店舗が出展。「会津屋」のたこ焼きや「ザ・イカが」のイカ焼き、「味乃家」のモダン焼きなど大阪名物「粉もん」が登場するほか、「551蓬莱」の豚まんや年間900万本を販売するというアイスキャンデー、水ナスの漬物、「マダムシンコ」の甘夏を使った夏季限定ブリュレなど、今回も「食い倒れの街」ならではの大阪グルメを多数取りそろえる。

　今回初登場するのは6店舗。中でも注目は、ケーキのようなふわふわとやわらかい生地に定評があり、地元でも行列が絶えないという1906（明治39）年創業の老舗パン店「玉出木村家」。会場では一番人気のイタリア産スペシャルブレンドの小麦粉を使って自然酵母とヨーグルトを仕込み、オレンジピールを混ぜ込んで焼きあげた「ベネティアーナ」（直径約17センチ、1/2サイズ＝472円）をはじめ、レモンの果肉入りブリオッシュ生地に練乳バターをサンドした「レモンチェルロ」（231円）などが登場。季節のジャムを使った「ロールデニッシュ」（189円）も数量限定で販売する。

　大阪市北区堂島の洋菓子店「堂島スウィーツ」も初登場。もともとはフランス料理店「レストランアンブラッセ」のデザート部門に端を発したという同店では、キャラメルの香ばしい味と「スッと溶けて消えてしまうようなはかなさを体現できる」生地が特徴の看板商品「魔法のロール」（長さ約16センチ＝1,050円）を販売する。

　大阪で20年間にわたり愛され続けているカレー店「カレーや マドラス本店」も初登場。30種類以上のスパイスと4種類のフルーツを1週間かけてじっくり煮込んで作り上げるオリジナルカレーを使い、オムレツとトンカツを組み合わせた小田急オリジナルメニュー「オムカツカレー」（1人前1,000円）をイートインで提供する。

　ほかにも、地鶏の特製つくねがおいしい「くしよし本店」の地鶏弁当や、特製「黒五」の粉末を絡ませた「黒屋」のつくだ煮、「千房」の冷凍お好み焼きが初登場。大阪の地ビールや日替わりサービス、期間限定の和菓子もお目見えする。

　会期は同19日（月・祝）まで。

イートインとして初登場する「カレーや マドラス本店」では小田急限定メニューが楽しめる（関連画像）小田急百貨店新宿店